「お母さんが一晩中ボールペンで乳首に般若心経を書き続けられる話。」

作品紹介

「お母さんが一晩中ボールペンで乳首に般若心経を書き続けられる話。」
●●は見た。大好きなお母さんに悪霊のようなものが憑りついているのを。お母さんを悪霊から救うべく、向かった先は霧の濃いお化け屋敷のようなお堂。そこにいる霊媒師が母親に巣くう物の怪の正体は「悪戯きつね」だと見破る。命の危険があるため、さっそく悪霊払いの除霊を始めることになる。
その除霊方法とは、「悪戯きつね」が巣くっている、母親の両の乳首に、霊媒師の読経に合わせて「般若心経」を写経することであった。